動画撮影はじめました

突然ですが、毎朝、鏡を見ていますか?年齢とともにその時間は減っているように思いますが、それでもやはり毎朝、鏡を見ています。

我が家の洗面所は窓がなく、若干暗め。そのぶん鏡の中の顔映りが良いのでしょうか。騙されて(?)朝は気分良く出かけることができますが、その足で百貨店の化粧品売り場なんかに行くと、愕然とすることがあります。「え?!(さっきと違う!)」といった感じです。

案外知らない自分の姿

鏡に映る自分は、どちらかといえば静止画的なワタシタチです。もちろん、鏡の前でニッコリ笑って見たり、体を動かしてみることもありますが、明らかに意識をしているため、自分のクセを発見するまでには至りません。また鏡では、音を客観視することができません。

自分の動き、話し、声のトーンなど、自分でありながら、自分のことをよく知らない人が案外多いのでは?と推測しますが、いかがなものでしょうか?

スキルチェック

私はこれまで、カウンセラーとして、また講師として、自分の立ち居振る舞いを何度もビデオに撮られたり、録音されたりしてきました。目的はスキルチェックのためです。

会社が保管しているものもあるため、私の手元にあるのは、キャリアカウンセラーの実技試験を受ける前にセミナーで撮っていただいたカウンセリングのVTRや、逐語録を作成するためのカウンセリングの音源などです。

自分に関する気づきを得る方法

新しい自分を発見するなら、例えば女性は「口紅の色を変えてみる」「(パンツスタイルが多い方は)今日はスカートを履いてみる」などが手軽でしょうか?

ビジネスマンなら、自分の仕事のやり方を一度変えてみる、もありですね。

「(疑問が湧くとすぐ誰かに聞いてしまう人は)まず自分でやってみる」

「(大抵のことを自分で処理し、他人に頼らないという人は)一度、信頼して誰かに任せてみる」

「スピード重視の人は、質を重視してみる(またはその逆など)」

新しい何かに気づいたり、周囲から違う評価が得られるかもしれません。

自分をさらに理解するツール

話を動画に戻して、「他者に見せるため」「広報・宣伝」の目的に使われることが多い「動画」。でも私は「自分をより理解するため」にも最適なツールだと考えています。

スマホがあれば撮影でき、編集もちょいちょいっとできてしまいます。私が最近はまっているのは、動画編集のスマホアプリ「iMovie」や「VivaVideo」です。

三脚を使って撮影するもよし、友達に撮影してもらうもよし。セリフは無しで、動きだけを撮るもよし、声だけを撮ってもよし。ユーチューブにアップするもよし、自分だけで見るもよし。

20年前だったら、素人には到底できなかったことができてしまう・・・元パソコン講師だった私も、感動モンです。

もしも時間が許すなら、あなたも講師仲間で「セルフ動画」を一緒に撮影しませんか?そのあとの編集作業のレクチャーも、お任せあれ。

藤本理恵 デモンストレーション