Career-Lesson 〜自己表現できるわたしになろう〜

キャリアカウンセラーとして

キャリアカウンセラーとして活動を始めた2010年。カウンセリングでは1000人を上回る方とお話させていただきました。講座やセミナーでお会いした方々を含めると、ありがたいことにもう数えきれません。

20代から60代と、幅広い年代のご縁をいただき、就職したい、転職したい、人間関係を修復したい、部下のマネジメントがうまくいかない、上司とうまくいかない、居場所がない、仕事に行くのがつらい、職場に復帰するのがこわい、などのお話をお伺いしてきました。もちろん仕事だけではなく、子育てや介護の苦悩、母親との関係など、うまくいかないさまざまな現象のお話をお聞きします。

通常の会話とカウンセリングの大きな違いは、否定されたり批判されたり評価されたりすることがないことです。日常会話だと、何気なく言われた言葉の裏側に傷つくことがあるかもしれません。せっかく誰かに話したのに分かってもらえなかった、という結果になるかもしれません。しかし、カウンセリングという場面では、どんな感情も大小で捉えたり善悪のフィルターを通したりすることはありません。もちろん、守秘義務もありますので、相談内容をブログに書いたり、公言することもありません。

また、特別な問題や課題がなくても、漠然としていること、たとえば今の自分がよくわからない、方向性に迷っているなど、心の整理をするためのキャリアカウンセリングも増えてきました。

自分の内側を語る

カウンセリング以外には、キャリアデザインなどの研修を担当することがあります。また、就職・転職支援の現場では、応募書類の作成や面接の練習を担当することもあります。そんなときによく耳にするのが「話すのが苦手」「書くのが苦手」という声です。かくいう私自身も、自分について話したり、書いたりすることに自信があるわけではありません。この文章もなんどもなんども見直しては、なんどもなんども書き直しています。自信がないからこそ、手間暇を惜しまずに取り組んでいるといった感じでしょうか。

過去の私は、単独行動を好む傾向があったり、テクニックを中心にお伝えする情報処理講師の仕事に10年以上携わっていたりして、自分の内側を表現する機会にめぐりあうことは、ほとんどありませんでした。ひょっとしたら、自ら避けていたのかもしれません。そうこうしているうちに話すことが億劫になり、家族にでさえ心を閉ざした時期もありました。

そこまで自己表現ができずにいた私が、少しずつできるようになってきた鍵は「内省」にあります。まさに、キャリアカウンセラーとしての学びが与えてくれたプレゼントでした。

キャリアカウンセラーになるきっかけ

教育機関で情報処理講師をしていた頃、就職課の先生からCDAというキャリアカウンセラーの資格をすすめられました。それが、日本キャリア開発協会のキャリアカウンセラー養成講座を受講したきっかけです。「自分のことがここまで分からないなんて」ということに気づいたのは、そのときでした。考えや想いを言葉にすればするほど「言いたいことはこうじゃない、何かがちがう・・・」と表現を何度も修正し、ドキドキしながら発言していた私を懐かしみます。

特に自己開示の経験が少なかった私にとって、講座は緊張の連続でした。一時は盛り上がってみえる関係性も、タイミングや深さのテンポにズレが出始め、離れあう人が大勢いたからです。ですがその反面、自己開示をきっかけに信頼を築けることを知ったのもこのときでした。もっと言えば、良き理解者を得るためには自己開示なしはありえないと感じるようになりました。

自己開示がつくりだす環境

家族、職場、学校、友人、地域など、さまざまな集団の中で生活をしている私たち。それぞれに居心地の質が違うと感じているのは、私だけでしょうか?その集団の中で「分かり合えているな」と実感できるかどうかで、居心地の良し悪しが変わります。どこか居づらい時には、自分のことを語る量や深さを握っているその自分の態度こそが、反映されているのではないかという気がするのです。

だからといって、自己開示が苦手な人が、自分のことを語ろうとしてもハードルが高く、そうスラスラと出てくるのもではありません。私も、人前で話す時にはまだまだ聞き手のの反応が気になって、赤面したり、汗が吹き出たりします。恥ずかしいという思いもなかなかぬぐえません。でもそれも人間味が出る良さと捉え、実践を繰り返しているうちに、環境が整ってきたのです。

内省から自己表現できるわたしになろう

より満足して、より豊かな人生を歩んでいきたいと願えば願うほど、自己表現が必要になる場面に出くわしました。恋愛や結婚、就職、転職など、大きな転機から小さな出来事まで、自分の本当の気持ちとそれを表現する勇気があれば、人生はより豊かになると確信しています。

予想もしない出来事は、文字通り突然やってきます。変化が起こるときは、判断したり、決断したりしなければならないことだらけです。そんなとき、冷静に自分自身を振り返ることができれば、自分の力で選択肢を広げ、判断し、また選択肢を減らして、決断するということが容易にできることでしょう。しかし実際には、変化や問題に直面するとなかなかうまくいきません。頭がいっぱいになって考えられなくなるからです。そうなる前に、ポイントを抑えながら自分の考えや行動を省み、普段から自分を見つめ直すこと、いわゆる「内省」をおすすめしています。そして、行動する自分に常にスポットを当てておくことで、いざというときに力を発揮し、どんな困難が生じても人生の満足度を高められる力がつく、それがキャリアカウンセリングの効果でもあります。

人生の満足度を高められるような、さらなる自己表現に一緒にトライしてみませんか?

キャリアカウンセラー 藤本 理恵

Lesson-menu man-to-man(個人レッスン)

キャリアレッスン1・偶然を幸運に変える力を育もう

もうそろそろ行動したい、とお考えのあなたへ。ワクワクすることを見つけながら、小さなステップで何ができるのか?を一緒に考えましょう。スタンフォード大学のクルンボルツ博士が提唱されたハップンスタンスセオリーに沿って、行動面にアプローチしていきます。

  • 場所:大阪市内または堺市内のカフェ
  • 内容:個人レッスン90分、メール相談1回
  • 金額:5,000円(当日支払い または ペイパル支払い)
  • その他:飲食代をご負担ください